沖縄・平和祈念公園
日本人なら・・・・世界の人に訪れて欲しい場所。
前回は、閉館30分前にざざっと回ったから、今日はじっくり観たい。
何故、沖縄が日本の中で唯一の陸上戦地になったのか。
何故、沖縄の人が戦場に巻き込まれたのか。
何故、沖縄独自の名前が強制的に変えられたのか。
何故、沖縄の人は徴兵制度を受け入れにくかったのか。
その時代、民族性、伝統、そこに根ざす魂。
もしも、私がその時代に生まれたら・・きっと親が言うこと、先生が言うこと
偉い人が言うこと、軍人が言うこと・・・それに洗脳されて生きると思う。
本当は~戦争なんて怖くって嫌でたまらないけど・・従うと思う。
家族が、友達が、好きな人が・・戦地へ行くのを涙をこらえて
「お国の為に」と口を揃えて見送ってしまうと思う。
本当は嫌でいやでたまらないのに。逃げる術なんて無い時代。
そんな時代の中で沖縄の人は「島人・海人」で有り続けた。
その強い魂に心惹かれる。
展示されている資料を一つ一つ読む。
戦争の生々しいパネルをみる。爆弾で飛ばされた粉々の遺体の山。
無表情で立ち尽くす老人たち。銃弾で倒れた幼児。
どれを見ても、何度見ても、いたたまれないんだよね。
戦後の沖縄の町を再現。
回廊は光が燦々と降り注ぐ気持ちいい空間。
ここに立つ日はいつも小雨が振りそうな雲に覆われている。
多くの修学旅行生が訪れて居た。
国籍を問わず戦争で亡くなった方の名前が掘り込まれている。
by isoisorin | 2011-07-01 01:05 | 2011.6.26~OKINWA